ハイビスカスとは?
ハイビスカス / 別名ローゼル(Roselle)は、アオイ科の植物で、黄色と赤色の花が特徴です。ハーブティーとして利用される部分は花の萼(がく)で、栄養価が高く、世界中で広く親しまれています。
ローゼルの薬効と健康効果
ローゼルには豊富なビタミンCとクエン酸が含まれており、免疫力向上に役立つとされています。抗酸化作用も高く、身体の酸化ストレスを軽減するため、美容やアンチエイジングにも効果的!ローゼル特有の酸味は消化を助け、軽い利尿作用があるため、体内のデトックスやむくみ対策にも適しています。さらに、血圧を安定させる効果があるとされ、心臓血管の健康をサポートすることも期待されています。
ローゼルが人気な地域
ローゼルは熱帯地方に育ち、特にアフリカ、西アジア、インド、東南アジア、カリブ海諸国で古くから利用されています。各国ではローゼルを使用したハーブティー、ジャム、ソース、サラダなど、様々な形で取り入れられ、日常的に親しまれています。
沖縄でのローゼルの歴史
沖縄では「ハイビスカス」「アカバナ」などの愛称で親しまれ、古くから薬用として利用されてきました。
琉球王朝時代に交易を通じてローゼルが沖縄にもたらされ、その効能が認められたことから広く普及したと言われています。風邪予防、消化促進、また夏の暑さで疲れた身体をリフレッシュさせるために用いられてきました。今でも沖縄ではローゼルティーやローゼルジャムなど、さまざまな商品が地元で生産され、多くの人々に愛されています。
私が住んでいる大阪ではなかなかフレッシュのローゼルを見かける事はありませんが、沖縄旅行中に摘みたてのローゼルをゲットしたので、ジャムにしました♡
ローゼルジャムのレシピ
自家製のローゼルジャムは、とても簡単に作れる上に、色鮮やかで美味しいです!
材料
- ローゼルの萼: 500g
- ☆シナモンスティック:2本
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☆クローブ:5個 -
☆カルダモン:3個 -
☆水:300ml - 生姜:お好みで
- 砂糖: 400g(上白糖でもいいですが、せっかくなので沖縄の黒糖を使いました!)
作り方
- ローゼルの萼を洗い、果肉と中心の種をわける
- 鍋にローゼルの種と☆を入れて、弱火で30分煮込む
- 2. の液をこし、鍋に戻し、ローゼルの果肉、生姜、砂糖を足す
- 水気がなくなり、とろみが出るまで煮込む(約30分)
- ボウルに移し、スティックブレンダーでブレンドする
- 消毒したガラス容器に移し、冷蔵庫で冷やす
- 一晩寝かせて完成♪
ローゼルジャムはトースト、ヨーグルト、アイスクリームのトッピング、ドリンクの味付けにもぴったり!程よい酸味がアクセントとなり、さっぱりと楽しむことができます。
ローゼルについての理解を深め、普段の生活に取り入れて、健康維持や美容にも役立ててみてください!
レシピ動画は⭐︎こちら⭐︎